以前は大阪の自宅から直接伊勢に行っていたのですが
去年から滋賀の家に一泊してから伊勢に向かうことに。
うちの家族では運転免許を持っているのは父だけなので
運転に関することは全部父の一任です。
ということで、私もほぼ空手で滋賀へゴー。
ノートパソコンは外部ハードディスクにデータをインストールして
そのハードディスクがベッドに厳重にくくり付けられているので
ノートと言いながら、携帯不可なのです(笑)
外部ハードディスクごと持っていけばいいんだけど。車だし。
どうせ滋賀の家のがらくたを処分するので一日埋まると思って
ノートは持っていきませんでした。
こういうときにアイパッドみたいなのがあったら持って行くんだろうなぁ、とは思います。
滋賀の家は、以前私が数年住んでいただけで
去年までは父が月に一度風を通しに行くだけ。
殆ど物置状態。
(買ったのは消費税導入のその月。消費税ぎりぎり払ったので母が怒ってた)
私も数年行ってませんでした。
大阪のマンションから滋賀にひっこすときに
5トントラックで引っ越し
そこからちさろうの側に引っ越すときに2トントラックで引っ越し。
そこから大阪の実家に引っ越すときに2トンぐらい捨てました。
何度もの引っ越しで学んだこと。もう何も買う必要はない!「これ使うかも」と思って買ったものは「絶対使わない」ということ。
「ほしい」じゃなく、
「今必要!」なもの以外は買っても
結局は使わない、ということ。
「この機会だから」と言って買ったものは絶対使わないということ。
つまりは
『新しいものを買う必要はない』ということ……
どんだけ捨てたか。
これを買わずにいたらどれだけお金が他に使えたか。
おかげで本すらもあまり買わなくなってしまいました。
で、2トンぐらい私の荷物が残っている滋賀の家。
混沌の玄関。
私がいたときはここまでひどく無かったぞ!
私は毎朝玄関水拭きしてたんだから。
何も無かったんだから、ここには!
この家は
大工さんが自分用に建てた家らしく、
あちこちちょっと凝ってます。
玄関の天井はご覧の通り格天井(ごうてんじょう)。私が『格天井』というのを初めて知ったのは二十歳の時。
二条城の折り上げ格天井でした。
それより前にこの家は買っているのですが
買った当時は『テンジョー変わってるー』としか思ってませんでした。
(父は気付きもしなかったらしい)
そして混沌の仏間。
床柱の左側は書院造りの違い棚です。
提灯は父の趣味です。
大阪の実家には一つも無く、日常的に飾ってはいませんでしたので
父が提灯好きだと知りませんでした。
こないだツイッターで白い彼岸花の話をしましたが
滋賀に母が植えていました。
玄関が夜に暗すぎるので、父が自分で設置した
センサーつきライト。
これをなんとも思わない神経が凄いと思う。
いい家なのに……
しかもセンサーの位置が微妙で、私が闇の中で鍵を開けようとした時は
つきませんでした……
私の部屋だったドアに貼ってたポスター(笑)
父の部屋になった今も、まだ貼ってました。
ジャンプの付録だったと思います。
ゾロがかっこよかったので♪
はがせばいいのに……
大工さん渾身の力作か。二階の和室の欄間。
これが横に二枚設置されてます。
冬寒い……(笑)
こんな綺麗に飾られている部屋なのに
私がいたときは
在庫置き場でしたし、今は
がらくた置き場。
欄間の下の部屋で、ゴミを分別する母。
欄間の下にあるもう一つの部屋に私の荷物が詰め込まれてカオス。
しかも今は親の荷物もあるのでさらにカオス。
これでもがらくたは半分以下です。
前はもっと凄かった……
韓国に行ったときに買ったフェラガモの靴が出てきました。
痩せたらはけるかなぁ……
フェラガモは、ものすごい靴ズレができるので
私は履けませんでした。かなりがんばったんですけど。
(54キロの時に買ったものなので、太ってたからきつかった訳ではない)
つちふまずが一切盛り上がっていない靴なので、私の足には合わないらしい。
(土踏まずが高すぎて普通の靴が履けない)
靴ならフェラガモがいいと言われたので、日本の百貨店で革靴を買って
数カ月履いてもくつずれができつづけるので、足がぼろぼろになって、慣れる前にはかなくなって
革靴じゃなければ大丈夫か、とサンダルを買ってみたけど
初回で足に十か所以上くつずれができて、とてもじゃないけど履けなかった。
韓国に行った時にギャレリアで均一セールしてた。(こんなの他の国でやってるのみたことない)
取り敢えず布靴だったら履けるかな、と50ドル均一だったこれをチョイス。
一度も履いてません。
痩せたらもう一度トライしてみます。
そしてその日は、滋賀に残してきていた漫画を枕元に積み上げて就寝。
『エロイカより愛をこめて』の21、22巻がありました。
少佐が中国人相手に奮闘。
せっかくつかまえた中国人犯罪者を、ドイツでさばけずに中国に引き渡し。
一カ月後、その犯人が外交官として中国の要人の側にいることが、雑誌の写真で判明。
少佐大激怒。「俺は中国人が大っ嫌いだーっ!」絶叫。
タイムリーな時に面白いもの見つけてしまった。(笑)
樹なつみさんの『獣王星』も発見。読み込むものの1−2しかなく
探し回って3を見つけ、これで完結してる!
と読み始めたら4巻完結だった……
4巻……そういえば大阪に帰ってから買った覚えがあるような……
とりあえず、5時ぐらいまで全然眠れず……
8時出発予定なのに……朝ふらふら。
ご飯を食べて伊勢神宮へゴー!
伊勢の自動車道が無料区間だったらしく、滋賀から伊勢まで850円。
取り敢えず外宮参拝。
去年よりはちょっと人がいたかな。
拝殿前で写真撮ってる三人娘。
ここは内宮だと写真撮影禁止のあたりだけど外宮は書いてないから良いのかな……
と思ってたら、中国語喋ってた。
そっかー……そりゃ観光なら伊勢神宮も入るよなぁ……
そのうちここも中国人で一杯になるのかなー……
次に猿田彦神社参拝。
駐車場の位置が変更になってた。
どうやらこの神社が団体バスツアーの道順に入ったらしい。
今までの駐車場がバスと車祈祷専用(車の御祓いをしている)になっていて
少し向こうに有料駐車場ができてた。
30分無料なので、ここで参拝する分には無料。
次に内宮。
お伊勢参り始めたのはもう10年ぐらい前……かな。
そのころは、いついっても内宮は一杯で、遠くの駐車場にとめて
おかげ横町(内宮前みやげ物通り)を歩いて内宮に参拝したものだけど
最近は内宮駐車場に車がとめられるので、このおかげ横町を通ったことが無い。
去年、何かの行事にぶつかったのか
やたらめったら『○○屋』の旗を持っているツアーでごったがえしてたけど
(外宮で宮司さんたちがなにか行事をしていて、外宮から一杯だった)
今回はそれも無し。
駐車場はけっこうガラガラ。
でも観光バスは6台ぐらいとまってるので、中は一杯らしい。
(一杯ったってこれぐらいだと広い神宮内はすかすか)
父と母がトイレに行くというので、私は内宮鳥居の前で待機。
鳥居から五十鈴川に向かって左手の影に
四つの簡易椅子が設置されて誰かがいるので
がらがらなのに影に入ろうとするとなんとなく一杯。
「上海と東京はどれぐらい温度が違いますか」
という声が聞こえた。
あー、ここも中国の団体が来てるのかー……
と思い、もう一度その椅子を見たら
中の一つにハングル語の何かが立てかけてあった。
え? この人たちツアコン?
ツアコンがここで待ってるってことは
中は観光客放し飼い?
それともガイドが入ってるの?
タイとかだと、ツアコンが中まで入って説明してくれるのに。
神宮内は日本語表記しかないから、日本語わからないと進路も注意書きもわかんないよ。
(以前、小学生が帰路を進もうとしていたぐらい、人がいないと迷う)
というか、ここに椅子を設置して誰かが待機してるなんて
今まで見たことないんですけど……
これって座り込みでしょ。
ただ全部同じ椅子だったので、神宮側が出したのかなぁ、とも思う。
5メートルほど離れたところでは背広集団に水色袴の人(宮司さん?)が
日本語でなにやら説明しているのを父が気にしていた。
通訳はいないようだったので日本人の集団らしい。
父「どこのえらいさん達やろ」
私「役人か政府関係者じゃないの?」
などと言いながら、
鳥居をくぐり、新しくなった橋を渡る。
(去年は工事していた)
去年は何かの行事に当たったのでいもあらいとまではいかなくても
たくさん人がいたのでそれよりは少ないけど
三年前よりは少し多い。
日本庭園好きの父母は、ここらへんの松を見るのも楽しみ。
まだこの時期だともみあげをしはじめた所なので、まだもこもこしていてかわいい。
上記二枚は
母「あれ、枯れ掛けてる。来年あるかどうかわからんから写真撮っといて」
と言われて私が撮ったもの。
(来年はきっと忘れてると思う)
ここに庭師さんが入っていたので
ここを終えてから外宮に行くのでしょう。
外宮はけっこう伸び放題でした。
土産物屋さんは並ばないと買えない状態。
これはここ最近ではここまで繁盛してるの見たことない。
今回気付いたのは
やたらと『巨木』をガイドしているツアーがいるということ。
人がいないところにカップルが歩いていく姿がいくつか観られたこと。
巨木を撫でている人が目立ったこと。
御利益があるとかどこかで放送されたのかなと思ったのですが
去年、内宮外宮とも、
台風で巨木が折れました。
(私が行った時に撤去作業をしていました。
『悪魔の恋人争奪戦 4』で霧下先輩がしたことにしておきました(笑))
内宮は階段下で、その階段が使えず、手前の階段から上がりました。
(木は撤去済みだった。折れた根元が見えた)
外宮は
拝殿前の巨木が倒れたために、ちょうどクレーン作業中で、
賽銭箱がかなり手前に設置されていました。
伊勢の町中の看板も吹っ飛んだり壊れたりしていて
ここに上陸した台風の強さがわかりました。
それが報道されたことで木に注目が集まったのかな、と思います。
やたらめったら、太い木の側で人が集まって幹を触ってました。
そんなに触ったら木が痛むって!
奥の巨木は竹で保護がしてあるのですが、手前のはされていないので触り放題。
奥の巨木も、周りに人が群れて何か説明を聞いていました。
今度謂れを検索してみようと思ったんでした。
今考えたら、たんに神宮の説明をしていただけだったのかもしれない。
後、間伐するためなのか、高所作業車とどでかいクレーンが入って梢の枝を伐ってました。
父「やっぱり高枝きり鋏は要るよなー」
私「あの梢の枝切ろうと思ったら、どんだけ大きい高枝きり鋏いんのっ!(笑)」
高枝切り鋏。うちにもあります。
父が通販で買いました。
すれ違う時にたまに中国語が聞こえる。
(ハングル語は一度も聞こえなかった)
参拝の階段の下に、30人ぐらいの集団が、ガイドさんらしき人を中心にたちんぼ。
私が参拝を終えて遠ざかってもずっといました。
かなり詳しくガイドされている模様。
伊勢神宮のガイド、私も聞いてみたい。
おかげ横町の入り口の
赤福本店で赤福を買って帰宅。
昔、母が勤めていたお店で赤福を扱っていたために
古くなったみやげ物とかを貰って帰って来る中に
たまに赤福があって、食べ放題でした。
なので、赤福が『伊勢土産』だと、
パッケージに書いてあるにも関わらず
全然気付きませんでした。
赤福おいしー♪
こしあんの餡ころ餅なのになぁ。
なんで他のより美味しいんだろう。
赤福は懐かしい味なのです。
なので、一時騒ぎが起こった時は悲しかった。(T-T)
偶然かいつもなのか
今回赤福で私が買物をしている間は閑古鳥でした。
数年前は人だかりがしてて、近づくのも面倒で買わなかったのに。
(列に並ぶのが凄く嫌いなので)
お伊勢参りのおかげさまか
今日はぐっすり眠れて早起きでした♪
伊勢神宮好きだーっ!