大陸地図作製のところで、揚子江だとか魏だとか書いたけど
魏って三国時代やないかい。魏も後漢も似た時代やんか。
まぁ、地球じゃないので、こだわる必要はないんだけど。
元にしてるのが春秋時代なので、春秋時代の30里と言われたら、三国志の時代の長さあてたらあかんと思うんですよね。似たような時代で単位違うのに、時代が違ったら違うはず。そこが違うと行軍距離が変わるんだよー!
また、単位捜しとかんと……
んでもって、中国のでかい川って長江と黄河じゃなかったっけ? 揚子江ってどこの川?
とかあとで思っていま調べてみたら、長江と揚子江が同じ川だった。そういえばそんなこと聞いたことあったなーーーーーー……(遠い目)
私は知ってて揚子江と書いたんだろうか。
揚子江というと昔演歌でありましたよね。
綺麗な歌でした。名前がー出て来ないー。
『みちのくひとりたび』唄った、北島三郎さんのお弟子さん。
なーまーえーがー……
カラオケがまだ8トラだったころ。父親の宴会についていって、誰かが『みちのくひとりたび』を唄うのを聞いて、初めて覚えた曲です。
カラオケで初めて覚えた曲、『みちのくひとりたび』なんとなく思い出深い。
『みちのくひとりたび』の歌詞を思いだそうとしているのに、出てくるのは♪悲しみー本線、日本海ー♪違うから!
♪ここデー、一緒に、死ねたらーいいとー、すがる涙のいじらしさー♪
だね、みちのくひとりたびは。多分。
歌手名がー……
なんとかジョージ。
村上ジョージ……違う。
検索かけたらすぐ出てきますけど、そうじゃないよ、そうじゃない。
自分の脳細胞との戦い。
話は変わりますが、いま、中華風ファンタジー小説を書こうとして初めて、中国の歴史をあさってます。
むかーし、三国志は小説でぺらっと読んだことがあったんですが、人名がややこしく、それが道具なのか役職名なのか本名なのかこんがらがってる間になんとなく読んでしまってそれきり。下巻読んでないような気がします。
多分、上巻の真ん中あたりで読むの止めたような……
これが読める人はスゴイナー、と思いました。今でも思ってます。
その時に読んで覚えていることは、劉備は女に手が早い。趙雲しりゅうだっけ、が子供を抱いて逃げた……のは、別のところで覚えたのかな。
劉備と劉邦って別の人? とか、そんなところから、全然……
実は孫権と曹操という名前もほんの二週間前まで知らなかった。
検索かけてると、三国志よりは『項羽と劉邦』のほうが春秋に近いらしい。
ああそうか、そっち調べればいいのか。(いまこれを書くまで気づいてもいなかった。なんか中華を調べるのってどこかでブレーキかかってるらしい)
最近、中国を調べてて思ったんですが
私ってこの時代好きだなー、と言うことに気づきました。
この国のこの時代、じゃなく、世界のこの時代。
昔から古代文明好きだったんですが、だからといって、そこらへんすべてを暗記しているような人には全然叶わなくて。
私の『好き』ってどこらへんにあるんだろう、とずっと思ってたんですよ。
エジプトとか好きだけど、王朝名とか何年に何があったとかまったく覚えてない。
今まで二人、エジプトの王朝を暗記してる人に出会った。
『本当に好き』なら自然とここまでになるんだろうなあ、と思って、『私の好き』はまだ底が浅い、とうんうん。
で、いま、中華風ファンタジーを書こうとこうして資料集めてると、(ってまだたかだか二カ月ぐらいだけど。今年の一月に書こうと思ったから)なんとなく『私の好き』のポイントがわかってきた。
キーワードは『転換期』
そして私が書きたいのは『英雄』なんだ、と言うことに気づきました。
鋼のロイ受を読んでくださってる人にはわかると思いますけど。
遠距離恋愛シリーズで、ロイさんを英雄に仕立て上げました。
ああいうふうに『私の好きな人を「一番凄い人」にしたい』のだ、と。
だから、いつでも主人公が突飛になる。
古代文明が子供のころから好きだったのですが、その「歴史」自体は全然頭に入ってません。なせだろう、と今まで思ってましたが。
私が好きなのは「ものが作られる過程」らしいです。
子供のころから「ものを作る」シーンを見るのが凄い好きでした。
「メイキング」は何を作ってるのでも好きです。
人が絵を描いてるところ。工場で鉄を作ってるところ。陶器の人形を作ってるところ。辞書を作ってるところ。法律を作ってるところ。服を作ってるところ。
手芸とか好きだと思ってたので、いろいろ手を出し、一通りはできると思います。
かぎ針編み、棒針編み、ぺーパードール、シルクフラワー、ビーズ手芸、張り子、ろくろを回す、藍染め
旅行先でちょっと手を出したもの含めたらこれぐらい。
でも、どれも長続きしません。
最初に「その方法を覚える」までは楽しいのですが、そのあとの機械的な作業を続ける根気はないのです。
最近、またビーズ手芸を本格的にしようと思って、ビーズの講習にも行って…………凄い苦痛。
あれ? 私手芸好きなわけじゃないのかな。
と
あれ? 私、古代文明好きなわけじゃないのかな。
と、同じような疑問が最近浮かんでました。
たしかに『作る』ことは好きなんだけど。自分が作ったものだからといって、ド素人の作った下手くそなものを身につける気にはなれない。でも、いきなりうまくもなれるはずがない。
つまりは、「うまくなる」までに「練習作」という名の「駄作」がたくさんできる。その処理どうすんの。
と、まずそこに着目してしまう。
ビーズなら、だからしたいのは、アンティークビーズに糸を通すだけでネックレスになるような。そんなお手軽なもの。この前の講習で丸カンと9ピンの作り方は覚えたし、ペンチもあるから今度から修繕はできる!
けど、地道な作業はキラーイ。
F1のマシンを挿絵で使いたいから、と。どうしてもサスの部分がどうなってるのかわからなくて、プラモデルを一つ作りました。セナ全盛のころのマクラーレン本田の真っ赤なマシンです。
初めてプラモデル作ったので、仕上がった時は凄い充実感がありましたが、友人にプラモデルのマニアがいて、「やすりかけな!」とか「ペイント、シールなんかでごまかしたらあかんで」とか。はー、本当に好きな人はそのレベルでするのかー。と。二度とプラモデルは作ってません。一度だけで十分。
何かを作るときに集中できる時間は私は2時間です。それを越えると苦痛になって来ます。
そして、最大6時間はがんばれますが、その間に休止期間を置くものもやはり向いてません。
油絵とか、シルクフラワーとかの乾燥時間を待つのが苦痛。
いっきに仕上げてしまいたい。
最近、スーパードルフィーの写真が凄く好きで、そういうサイトを見て回っているのですが、あの根気は凄いなー……と。
人形って凄い好きなんですよ。
子供のころ、明確に「人間みたいな人形を作りたい」と思ってましたから。
どうしたら人間の肌に一番近いのか。小学生ながらにいろいろ考えて。何かのボンドを横顔に塗り付けて、凹凸をつけたものがまだ残ってます。(笑)
フィギアの作製方法が乗っている本を読んで、満腹しました。
できない。
こんな根気続かない。
で、古代中国のことを調べてると、もう『起源』ばっかり。
まず、春秋時代だと「紙」が無い。竹簡か帛。
竹簡ってどんなんだ? どうやって作るんだ。帛ってなんだ。
そういえば、墨はどうやって作るんだ。中国の暦はわかるけど、少数民族の暦はどうなってるんだ。絹はいつから作ってるんだ。
「お金」がギリギリ作られだした時代なので、ギリギリ青銅銭。少し前は貝銭。その前は物々交換。
この時代の人口は? 軍備の数は? 装備は? 鉄はあるのか。服は?
井戸は? 家の作りは? 瓦はこのころあったの? 灯は? 蝋燭は使ってた? 家の壁材は? しっくいっていつからあったの? 時間の単位は? 何を食べてたの? 主食は?
ネットでずっと調べて、本を取り寄せながらうろうろして。
ほんの一週間ほど前に気づきました。
「作る過程の方法論」が好きなのだ、と。
これで全部説明できることに気づきました。
「これってこの時代にあったの?」
と思ったら、調べないと気が済まない。
その作業がやたら楽しい。
私のツボはここかーっ! と気づいたわけです。
古代文明が好きだったのは、「いろいろなものが『作り出されはじめた』時代」だったからです。
紙が作られ始めた時代。時計が作り出された時代。帆船が初めて作られた時代。蒸気機システムが初めて作られた時代。
全部「時代」は違うけど、「作られ始めた」というところが共通項。
その「モノ」にしか興味がないから、王朝の年代とか覚えられなかったんです。
「作製方法」を「知る」のが好きなのであって、「自分で作製したい」わけではない、と。
「作られた」というのは工芸だけじゃなく、
山本ジョージさんだ!
思いだした!(所要時間18時間)あーすっきり。
話を元に戻して。
鋼の時代に入れ込んだのはそれだったんですよね。
ちょうど「過渡期」。
産業革命でいろいろな技術が花開き、次々と「新しいもの」が「生み出された」時代。
現代人の私は知ってるけど、この時代の人たちは知らない。
それを発明させるとヒーローになれる。
ロイさんヒーローになりましたね。(笑)
だって、鋼の世界にはリンカーンいませんもの。
明確になってきた「私の書きたい」もの。
世の中知らないことだらけで、楽しいですね!
知ったときの喜びが大きい。
こういうのを「貧しき者は幸いなるかな」と言っていいのかな。
つか、この日記書くのに二日……
さー、ゲンコしよ。